71人が本棚に入れています
本棚に追加
私はその日夢をみた。
[菊…
あんたまた熱だして無理してまで家事手伝う事ないんだよ
菊は菊らしくゆっくりやっていけばいいんだよ
いつか追いつくから]
でも今回ばかりは多少無理をしないとのたれ死に決定です……
朝を知らせるチュンチュンと鳴く鳥の声が聞こえる。
「……………」
って寝呆けている場合ではないですっ母上を掘り出さねば…!
菊は立ち上がりふすまをぱぁんと思いっきり開ける。と、ヘラクレスと目が合った。ちなみに菊は髪の毛ボサボサの寝起きです。
「ん…おはよう。具合…どう?」
「そっあっおはっ」
↑草摩くんあのおはようございます。
動揺している菊にヘラクレスはすっと持っていたものを菊の目の前にだす。
「はい…写真…」
「え……」
「荷物…全部掘り出せたと思う……確認して…?」
「へ!?えぇえ!?草摩くん一人であの土砂を!?」
「あはは どうだろうね…」
ヘラクレスは爽やかに笑う。
「あははって……え!?ですがどのように…」
「ヒミツ。」
「………?」
ヘラクレスくんはそう言うと急にイケメン顔になったのでつい見とれてしまいました。
「ん…じゃあ荷物上に…運ぶから…」
「あぁあ…!恐れ入ります。すみません!!………は?」
最初のコメントを投稿しよう!