第1話

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「おや……  今日も暑くなりそうで  すね  忘れ物は無いですね  では母上お留守を頼み  ましたね  行ってまいります。」 おはようございます 本田 菊です。 今年の5月に 女手一つで育ててくれた 母を亡くし その訳あって秘密のテント暮らしをしています (今日は時間に余裕があるのでこの辺りを散策しに行きましょう) 楽な暮らしとは言えないけれど 大丈夫 私の取り柄はどんな時でもめげないことです (発見です…っ お家が立っていました…) てっきり誰もいないものと思っていました。 落ち着いた佇まいです… 縁側になにやら置物が… (あ…可愛い…) 「めずらしい事もあるねぇ」 「!」 「こんな所に男の子がいるなんて、わ―男子高生」 金髪の男性が着物で新聞を持ちながら奥の部屋から出てきました。 「こっ今日はっ勝手にみさせていただきましたっ」 人がいらっしゃいました……っ _
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