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「ん…大丈夫……?本田さん。俺…の…イトコが変な事しなかった?」
「へっヘラクレスさん…!おはようございます!!」
「おは…よう…」
「お兄さんを変態みたいに言わないでよ」
「本田!!あれはどいう事だよ!?あ″!?」
1―Dこれが私の学校でのクラスです。
「どうしてヘラクレスくんと一緒に登校してきたのかはっきりきっぱり説明してみろや!!」
ただ今絶賛クラスの方から批判を受けています。
「ノ…ノーコメントで…」
「バーカ!!ノーコメントが許されるなら警察なんかいらねぇんだよ!!」
そうなのです。
眉目秀麗なヘラクレスさんは一年生ですでに学校一の王子様的存在なのです。
「おまえちょっとヘラクレスくんが優しいからって調子にのってんじゃねーの!?」
「おい…菊はノーコメントって言ってるある!下んねぇ因縁つけてんじゃねぇあるよ!カス!!」
「あ…玉さん…イヴァさん…おはようごさいます。」
「あんだよ!!仙人は何でも脅せばいいと思いやがって!!」
「んふふ★呪ってあげようか…?」
すると私に文句を言っていたファンの方は猛ダッシュで逃げてゆきました。
「助かりました…」
玉さんは私に抱きつき頭をなでて
「災難だったあるね…イヴァ本気で呪うなあるよ」
「えー何の事―?」
「「…………」」
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