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それは数時間前の事
「そっかぁヘラくんのクラスメイトだったのかぁ
お兄さんは草摩フランシス。ヘラ君のイトコだよ」
「初めまして本田菊です」
私は頭を下げた。
「本田…さんどうしてここに?」
「え!?あ…家がその近くに!!」
フランシスさんは顔をキョトンとさせた
「近く?ここの?」
「ん…そう…なんだ…遅刻するし…折角だから一緒に行こう…」
時は授業中。家庭科で調理実習中
「緊張しました…ヘラクレスさんはきれいすぎて動揺します…会話らしい会話もできませんでしたし…」
「僕、彼からは妙な空気を感じるんだぁ」
イヴァンは刃物をもちながらにっこりしている。
「でたあるよ…イヴァの空気情報」
玉耀はいつものか…とゆう反応をみせた
「“妙”とは?」
「んーそれが分からないんだよね」
イヴァさんは人差し指をたてて可愛らしいポーズをとる
「でもナゾっぽいとこはあるあるな自分の話あんましねぇらしいあるし。この前なんて二年の女子が告りついでに抱きつこうとしたら思っきし突き飛ばされて怯えてたって言ってたある」
「おや、それは知りませんでした。しかし何故でしょう?」
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