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「だから妙なんだよね」
「そんな所がまた女心に火をつけるのは確かあるな」
そうこうしていると私語をしているのがバレ、教科担任の先生がつかつかとこちらに歩みよるのが見えた。
「そこの三人!!口じゃなくて手を動かしなさい!!
……って、あら…」
「バーカっもうできてるあるよ!ターコ!!」
玉さんはさも自分が作ったかのように態度がデカイ
「何えらそうにしてるの!!全部本田さんの作品のくせにっっ」
先生は完全にキレてしまわれました。私があわあわしているとご飯の炊けたピーとゆう音とともにイヴァさんが
「ご飯もたけたよ☆」
っと可愛らしく隣で決めていました。
先生はあきれてその場から離れてゆきました。
「あっそうそう今日帰りにイヴァと買い物行くけどおまえ今日もバイトあるか?」
「あ…はい。そうなんです」
「大変だな…学費は自分で払うって約束だったあるな?」
「でも学費だけなら毎日する必要ないんじゃないかなぁ。ここ都立だし。」
イヴァさんはお茶碗一杯に大盛りのごはんをパフパフとつけている。
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