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まぁ、この詳しい話は後々話すとして、今は2人で迷いの竹林という所を南へ向かって歩いている――はずなのですが・・・・
「ここ・・・・さっききませんでしたっけ?」
どうも同じ場所をグルグルと回っている気がしてならないのです。
そして、この竹林に入ったときから誰かに見られているような気がする・・・・考えすぎなのかもしれませんが。
「え!?そうですか!?」
ルナサはどうやら気づいていなかったようだ。
まぁ、無理もないのかもしれない。
この竹林は人の感覚を鈍らせて、道に迷わせてしまうことで有名なのだから――
うーん・・・・と、周りを見回して正しい道を探しているルナサ・・・・大丈夫だろうか?
生憎私は地図もGPSも持っていないし、地図を持っていたとしてもやはり道に迷ってしまうような気がする。
GPSに関しては、この世界で作動するかどうかも怪しい。
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