歌姫と幻想郷
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「・・・・ふふっ」 空を見上げている私の後ろで、笑ったような声が聞こえた。 振り向くと、そこには走り去っていく人影・・・・あれは―― 「てゐ・・・・さん?」 竹林に入ってから感じていた視線は、彼女のものだったのだろうか? 「・・・・とりあえず、立ち止まっていちゃ何も変わらないよ」 そう言ってルナサはまた歩を進め始めた。 「前途多難だなぁ・・・・」 私は小さく呟いて、ルナサの後について行く。
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