原点回帰

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「もう少し寝――」 ピシャリ、と。襖が開けられた。 「ミクー、朝食が出来たのだが」 私を呼びにきたのは上白沢慧音さん。ありがたい事なのだが、二度寝しようと思った矢先のことだ。私は少しムッとした。 だが、そう思うのも感情が元に戻った証だ。みんなに感謝しないと。 さて、二度寝するk―― 「起きろっ!」 そんな慧音さんの声と同時に私は頭にひどい痛みを感じた。 「っ――!」
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