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「はぁ…はぁ……はぁ」
肩で息をしている俺
疲れた……
「あっ
みやびだ~♪」
後ろから聞き覚えのある声がする
そのテンションが高い声は…
「はじめっ!!」
「うんうん♪
はじめだよ~」
「あっ!!
僕もちゃんと居るからねっ」
やっぱり
はじめとハルだ
でも生徒会室には知らない人もいた
「 君が転入生の夏目くんかな?
私はこの学園の生徒会長の紅 葉月(クレナイハヅキ)だよ
よろしくね」
さすが生徒会長というべきか
その笑顔は有無も言わさぬものだ
「は…はい
夏目雅です。
よろしくお願いします」
「うむ、そうそう早速本題に入るが
君をここに呼んだ理由は
君がお姫様になってほしいからだ
」
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