俺が､お姫様!？

━━━２━━━

今、俺たちは寮に向かって廊下を歩いている。

その途中でクラスメートが言っていたことで疑問に思ったことがあったのでハルたちに聞いてみる。

「なぁ、ハル
そのお姫様ってホントは三人までなのか？」

「うん、今まではね。
でもみやびみたいな、綺麗な生徒が来たから､三人までなんて言ってられなかったんだよ……たぶん。」

「いやいや、俺は綺麗じゃないって!!」

「綺麗じゃん☆」

「綺麗じゃない!!」

「じゃあ、かわいい～♪」

「かわいくもない!!」
「……。」むぅ

はじめがいじけた…。
「ふぅ…。
わかったよ…
かわいいでも、なんでもいいからいじけるな。」

「やったー!!

みやびが､なんでもしてくれるんならいじけないよ～☆」

ってか、もういじけてないよな…;

仕方ないから

「わかったよ…
何すればいいんだ？」

「えっと､ねぇ

じゃあ

キスして★」

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