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そこには 般若のような顔をしたハルが…;; 「ハ…ル?」 「…元、雅? どうして僕のこと放っておいたのかな…?」 怖い……;; 今の低いハルの声を聞いて、はじめもすっかり青ざめてしまった。 「え…と その……ゴメン!!」 勢いよく、はじめが言った。 「ハル…俺も、ゴメン。」 俺も、もちろん謝る。 だって怖い…;; 「二人がキスしてた時も僕は、ずっと二人の後ろにいたのにな。早く終わって、僕に話しかけてくれるの待ってたのにな。それも、終わるまで、すごく長かったな。終わったと思ったら、僕の事、無視してさっさと行っちゃうしな。」 何このマシンガントーク… ハルってこんなキャラだったんだ;; その後、俺たちは必死に謝ってなんとかハルに許してもらった。 もう、絶対にハルを怒らせないようにしよう……。
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