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俺たちが、寮の中に入ると 目の前に受付があって人がいたので話しかけてみた。 「あの? ここに転入してきたものですが、俺…僕の鍵ありますか?」 「君が転入生か~ 噂は聞いてるよ。 私は3年の佐々木文哉(ササキ フミヤ)だよ。 よろしく」 そう言って、俺に握手を求めてきたので 俺も文哉先輩の手を握って 「よろしくお願いします」ニコッ と言う。 「………///あ…あぁ。」 文哉先輩は、前のハルたちと同じように赤くなっていた。 ……ホントみんな どうしたんだろうな…。 「あ…そういえば鍵だったね?ちょっと待って。 ………はい、どうぞ、雅くんの部屋は4階だよ(ニコッ)」 そう言って俺に鍵を渡してくれた。 「はい、ありがとうございます。 それじゃ、俺はこれで」 「あぁ、そうだね。 …そこの後ろの二人も荷物の片付けとか手伝ってあげるんだよ?」 いきなり文哉先輩に話を振られ、俺の後ろにいたハルたちは驚いていた。 「あ…はいっ!!」 「分かりました~」 「じゃあ、 また…」 そう言って、俺たちは鍵に書いてある番号の部屋に向かった。 .
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