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……ピチチ
兵『やぁ薫、起きて。』
薫『んぁ?皆本起こすの早いよ~』
兵『女王起きて』
バッ
薫『!!』
朝起きると目の前に
京介と澪がいた。
薫『京介――と澪!?』
兵『――ククク。元気そうだね』
澪『ひ、ひ、久しぶり!』
薫『なっ、なんの用!?』
兵『そろそろ、僕達の所へ来ないかい?』
薫『いくわけないじゃん!』
――うん
いくわけないじゃん。
だって皆本がいるんだから。
兵『――皆本かい?』
薫『!!』
なんでわかるの?
兵『――あんな奴ほっといて、おいで?あんな奴と居たって幸せになれない』
薫『で…でも、紫穂と葵が…』
兵『女帝と女神は捨てるんだ』
薫『で、できないよ!紫穂と葵は友達だもん!』
――友達だもん。
――ただ、最近…紫穂と葵に変な感情が…
兵『――薫、来てくれ』
スッ
京介があたしの頬を撫でた。
薫『っ~///』
兵『行こ?』
――だめ。皆本が…
薫『――…め』
兵『?』
――だめっ…
薫『だめっ!行けない!』
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