始まり

2/6
前へ
/35ページ
次へ
……ピチチ 兵『やぁ薫、起きて。』 薫『んぁ?皆本起こすの早いよ~』 兵『女王起きて』 バッ 薫『!!』 朝起きると目の前に 京介と澪がいた。 薫『京介――と澪!?』 兵『――ククク。元気そうだね』 澪『ひ、ひ、久しぶり!』 薫『なっ、なんの用!?』 兵『そろそろ、僕達の所へ来ないかい?』 薫『いくわけないじゃん!』 ――うん いくわけないじゃん。 だって皆本がいるんだから。 兵『――皆本かい?』 薫『!!』 なんでわかるの? 兵『――あんな奴ほっといて、おいで?あんな奴と居たって幸せになれない』 薫『で…でも、紫穂と葵が…』 兵『女帝と女神は捨てるんだ』 薫『で、できないよ!紫穂と葵は友達だもん!』 ――友達だもん。 ――ただ、最近…紫穂と葵に変な感情が… 兵『――薫、来てくれ』 スッ 京介があたしの頬を撫でた。 薫『っ~///』 兵『行こ?』 ――だめ。皆本が… 薫『――…め』 兵『?』 ――だめっ… 薫『だめっ!行けない!』
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

193人が本棚に入れています
本棚に追加