始まり

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兵『僕達には薫が必要だ…――なぁ?澪』 澪『あ、あんたなんか!べっ、別にいらないわよ!』 薫『――澪』 澪『――なっ、何よ!別に仲間に入って欲しいとか思ってないし///』 兵『――ククク……澪は素直じゃないな。薫が仲間になればいいのにっていつも言ってるのは澪なのに』 澪『~っ///少佐ぁ!』 ――澪があたしを必要としてくれてる? 澪『と、とにかく仲間に入るの?!入らないの?!』 兵『――薫が決めるんだ』 ――あたしが?どうしよう… 兵『澪、ちょっと席を外してくれないか』 澪『は、はい!』 シュッ 澪は京介に言われるがままに部屋を出た。 兵『ふぅ、邪魔者はいなくなったか……ねぇ、薫』 薫『あたし…わかんない』 兵『薫』 クイッ 突然、京介があたしの顎を上にあげた。 薫『!!』 兵『――来ないって言ったらキスする』 薫『な、なに言ってんの!?』 スッ やばいっ 京介の顔がち、近くなってきてるっ/// 薫『やっ、やあ!』 バッ とっさに京介を 押し倒した。 兵『ククク。嘘だよ』 薫『もう!///』 一瞬本気かと思って 期待したのにな… ――っておい! 何期待してんのあたし! 紫『むにゃむにゃ……薫ちゃん?誰かきてるの~?』 葵『朝っぱらから何しとんねん?』 兵『おや?女帝と女神が起きたようだ…じゃあ今日はひとまず帰ろうかな』 シュッ 帰っちゃった…。
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