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竜児は初めて大切な人を失う恐怖や感情を知った。
その後無事退院した。
ユキの葬式は行なわれなかった・・・。
両親がそんな金がないことを理由に・・・。
遺骨は竜児が引き取り・・・海の見える丘へ墓を立て、埋葬した。
「こんなことしか出来なくて
・・・ごめんな・・・。安らかに眠れよ・・・ユキ・・・。」
ユキは竜児の前に現れ・・・
「竜児・・・今までありがとう・・・
。どうか幸せになって・・・。」
そう告げると竜児の手の平に何かを握らせ・・・すぅーと消えていった・・・。
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