辛い日々

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ー下校ー 優「なぁ。桜って最近なんか元気ないよな?なんかあったのか?」 あったヨ。 でも、誰にも相談なんかできない。 できるわけない。 そっか。今考えてみると 今日1日ぼーっとしてたんだ。 桜「あ!大丈夫ダヨッだい…じょう…ぶ…だよ」 優「桜。どしたんだよ。全然大丈夫じゃないじゃん。相談たらなんでも言えってな?」 可憐「そうだよ!桜、泣いてるのに…大丈夫なわけがないじゃん!」 祐太「なんかあったんだろ?話せよ。」 優「そうだよ。ゆっくりでいいから。な。」 私は、もうこの場にいることがたえられなかった。 家に向かってるのに皆より先に行ってしまいたくなった。でも、足が動かない 可憐「ねぇ。どしたの?私たちにも言えないこと?」 優「桜。何か言わないと分からないよ。」 桜「……。」 祐太「なぁ。いったいどおしたんだよ。ついさっきまで笑ってたじゃん。」 可憐「桜。何も言わなかったら分からないよ?」 皆は私の気持ちが分からないよ。どんなに辛い日々を生きているか。皆は分からないよ。 桜「もう…ほっといて!」 私は、そう叫び走り去った。とにかく皆から姿を消したかった。 もう、何もかも忘れたかった。もう、何も考えたくなかった。 私は、全力で走った。 なのに、いつもなら家に着くのがすぐなのに でも、走っても走っても 家に着かない。 なんで。なんでよ。
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