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私は、立ち止まった。
そう。4人でよく遊びに来ていた海。今日もすごく綺麗。
もう、生きてるのがやだ。この世にいることがやだ。皆とのいっぱいの思い出が詰まっているここで
この世から去ろう。
この世から去ったらもう
あんな辛い思いはしない。去こう。
ザーザー
こんな綺麗なところで
立ち去れるなんて幸せ者
だよ。これ以上の幸せなんてないよ。
私は、ひたすら海の中へ歩き続けた。
あぁ。死ぬんだ。
もっと恋をしたかった。
なんでよりによって優を…あり…が…と…
「アレ?立花さん?」
ん?誰か私を?
振り向いて見るとそこには同じクラスの上ヶ崎令(じょうがさき れい)ちゃんだ。
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