[A:2]魔法使いと弓使い

4/4
前へ
/8ページ
次へ
でっかい氷塊が屋根を突き破って背中からぶつかってきたのだ。突然の衝撃にアリスはとっさに反応し、氷塊を避けたが、俺は当然派手にふっとばされた。 そのまま押しつぶされなかったのが不幸中の幸いというべきか。 「雲が……緋色……そして、いきなりの雹……」 アリスが真剣な顔になり、空を見つめる。 というか、これ雹だったんですか、俺てっきり⑨の仕業かt(ry 「ダラ、少し出かけましょう、屋根、直さないと」 「あ、そうですね……」 なんだか、大変なことが起こりそうである。 ――続く――
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加