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「おい!わりぃんだけど、まだ皆の名前覚えて無くてさ、教えてよ!」
「えっ?それくらいなら…私の名前は沙羅、『新名・沙羅(にいな・さら)』だよ!」
沙羅は名前を告げると屋上を出て行った…
「…バカやろう…無理してんじゃねぇよ…」
振り向いた時の沙羅の涙を見て歩は絶対守りきる…そう誓ったのだった…
あ~あん時から俺はそう思っていたんだよな、でも、あん時からあいつ俺を意図的に避けてねぇか?
話は変わって現在、歩は自分の机につき、横目で沙羅を見ていた。
その時、三人の男子生徒が近寄る。
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