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「おい、起きろ」
歩は甫の腹に蹴りをぶち込む。
「ぐはっ!はっ!き、きさま…」
「お前いい加減こりたろ?もうやめろよ」
「くっ!…」
甫は歩をきっと睨みつけ、席へと向かう。
「じゃ、俺も行くな?」
「うん、ありがとうね」
歩は自分の席へと向かう。
「またやってたね、お主ら」
「何だ『ハル』か、いきなりなんだ?」
歩が席に付くと、後ろから不意に声をかけられる。
後ろには一目で可愛いと思える程の…男子生徒がいた。
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