いじめ

13/13
前へ
/134ページ
次へ
彼の名は『木下・ハル(きのした・はる)』。 彼は肩まである髪で茶髪、そして顔は完全にそこら辺の女子、いや、モデルよりも可愛い女の子だ。 「おーい!何で最後だけ僕が女扱いになってるの!?」 「お前、誰に喋ってんだ?」 「あ、ごめん!でも、歩はすごいよ」 「あ?何がだよ」 「僕はいなかったから分からないけど、いじめに立ち向かうって相当勇気がいることだよね」 「んなことねぇよ…当然の事だ」 「それでもすごいよ、僕には出来ないかな…あ、誰か来たね」 ハルの目線の先には教室のドアの前に立っている人が見えた。 そして、今からがこのクラスの運命が変わる出来事が起こる… .
/134ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加