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「何ですか?あなたは行かないんですか?」
「いや、行くさ。だけどな、一つ聞きたい事があってな」
「何ですか?」
一呼吸置いて口を開く。
「このゲームの名前は何だ?」
その問いに黒スーツは黙り込む…
だが、その沈黙も直ぐに解けた。
「あーあ、聞かれたりしないと思っていたのになぁ、やはり君は要注意人物でしたね」
「要注意人物?俺が?」
「まあ、その事は良いですが、仕方ないです。君を強制連行します。」
その言葉の後、歩の後ろに黒い渦が現れる。
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