宇宙の虚無

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バンドルを強く握る 狙いを定めて 相手の機体に射撃… なんて 行為は たしか ここ2、3年してない… 今目の前にいる機体の中の人を見て その人の射撃を避けながら ふと…懐かしんだ あたしは、丸い人が入るくらいのガラスボールに入って… 人と違う目… まぁ… 殺人者の目とでも言っておこう とてもとても 特殊な目で あたしは戦闘機を操ってる… やってることは、どんな言い訳をしても変わらない… 目の前の人も変わらない 人殺し… その瞬間 あたしのレザーで倒れていく機体 … あたしはこの宇宙になにも感じない…
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