はじまりまっする

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あんな、うちな、ずっとあんたのこと好きやねんで ずっとずーっと 平次が『大好き』 「なぁ平次!今日どっかいかへん?」 「あー無理一人でいってこいや」 「ちゃうやんか!天神祭一緒にいこーよ!」 「何がちゃうねん もーあんな人多いところいってられるかいな。」 「今日花火やのに…」 「だから!一人でいってこい」 「なっちょっどこいくん!!」 「トイレ!!!!!」 さすがにムカついた。 もういい。一人でいく。 平次なんかしらん。 とはいったものの一人で祭とか淋しいにもほどがあるから友達をさそってみた。 「うち彼氏といくねん」 みんなだいたいこれ。 なによ、彼氏の何がいんよ。 「…平次、もしかして…彼女……」 変な事を考えてしまった。 「んなわけあらへんあんなんに彼女なんか!」 無理矢理そう考えることにした
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