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「え?」
「なにないとんねん!ぶっさいくな泣きっ面やのお」
「うっさい」
なにがなんなのかわからない。
さっき彼女のとこにいたのになんで私のところにくるの?
「彼女できたんやね、おめでとう」
「は?」
「しらばっくれんでもいいやん!さっき隣におったこ!」
「は?なにゆってん
あれただの通りすがりじゃ。ぶつかったから謝っててん」
「彼女じゃないん?」
ほっとしてまた涙。
「おいっ」
じゃあなんで平次はここにいるんだろう?
「平次なんでここおるん?いかんゆうてたやん」
「ちゃうぞ!俺はただなぁ!りんご飴がくいとーなっただけやさかい、べつにお前さがしにきたわけちゃうからな!」
「ふっそーか」
「なにわらっとん…」
平次の言葉を遮り
おおきい花がそらにうちあがった。
「きれー」
隣には平次、ねがっていたシチュエーション
「平次」
「ん」
大好きの気持ちを花火にたくして。
「うちな、平次のこと」
「え?」
「平次のこと!!!」
ドドォーン!!!!
「 」
「ごめん!きこえんかった!なんて?」
私のあなたへの大切な言葉は夏の花火と一緒にきえていった。
でもそれでいい。
ゆっくり、私を女性としてみてくれればいいから、
いつかうちだけみてな。
平次!
おまけ-----ほんまは聞こえとった
あいつが花火ごしに言った言葉。
「大好き」の言葉。
恥ずかしくてきこえへんふりしたけど
おれもおまえが・・・
えんど
ぐだぐだすまそorz
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