はじまりまっする

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「あっちぃ」 蝉がうるさい夏。 木の葉の里一番のめんどくさがりの男が木の上でめんどくさそーな顔をしてすわっている。 「シーカーマール!」 「んあ?んだよナルト」 「お呼びだってばよ」 「誰?」 ナルトが指さす先には… 「よお」 砂隠れの里の女… 「なんだよ、なんか用?」 テマリだ。 「別に、いろいろ世話んなったからさ! お礼もってきたんだよ」 「そんな大した事してねえよ、それにおまえらにだっていろいろ助けられたしどっこいどっこい」 「そんな事いわずに!せっかくもってきたんだからもらっとけ」 「シシシシ」 ナルトがニヤニヤしながら俺らのやりとりをみてる。 「なんかさっなんかさ!おまえらいい感じだな!あ!シカマルさあ里案内してやれよ!テマリを」 なにいいだんすんだ、こいつは。 とシカマルはまゆをしかめる。 「なあに言ってんだてめぇ。」 「なぁテマリ!お前もさお前さあっ木の葉の里観光したいだろ?」 「いや、べつにわたしは…」 「ほら、こいつだってそういってんじゃん」 「いや、おれは一楽のラーメン食わしてやりてえってばよ」 「じゃあお前がつれてけよ」 「いや俺は任務があるから」 「は」 「シシシシっ犬のさ~んぽっじゃあなぁあ」 そういいながらナルトはきえていった。
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