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～特訓～
人前で人並みに演奏出来ない事には話にならない。
三人は万魔殿の痴性…もとい知性と獣性を兼ね備えたギタリスト、べオクの師事を仰ぐ事となった。
「いいか、テメエラ！音楽は読んで字の如く、音を楽しむんだよ！テメエラ自身も楽しくなきゃならねえし、客も楽しませなくちゃならねえんだ！歌を聞いてみんなが幸せになれる！それが音楽なんだよ！」
アツく語るべオク。
「ﾁｮ、ｼｱﾜｾﾅﾝﾃｷﾓｲﾖｫ！我等ﾊ、ﾅﾝﾃｲｳｶﾓｯﾄﾀﾞｰｸﾃﾞｺﾞｼｯｸﾅ…ﾍｸﾞｩ！」
反論する当主に尻バットをするべオク。
「偉そうな口を聞くのはこの尻かぁ？半人前のミジンコが！」
「べ、べオク卿…その方は一応主上で…」
「あぁん？」
横から口を出す呪神を睨むべオク。
「テメエラ分かっちゃいねえ！もう駄目！いいか、これから俺様が徹底的にアナーキーでノーフューチャーなスピリットをテメエラみてえなクソッタレ野郎共に叩き込んでやる！そもそもロックってのはなあ…」
べオクのロック談義を延々と聞かされる羽目になった三人であった。
「(´;ω;｀)ﾌﾐｭ…」
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