6644人が本棚に入れています
本棚に追加
/268ページ
「…」
「おい、境也!なにボーっとしてやがる!」
1時間目の適当な学校説明を無事に聞き流し、今は10分休憩の真っ最中…
「なぁ……小池…」
「あん?」
「1-4にめちゃくちゃ美人な子……いるよな?」
そうですね。
先程の女神様のことが頭から離れません。
簡潔にいいます。
一目惚れしちゃいました。
「あぁ!多分それ北中の結城さんのことじゃねーか?」
結城さん…か…
綺麗だったなぁ…
「まさか境也…お前……彼女に惚れたとか言い出すんじゃ」
「………そうかもしれん」
そんなオレの言葉を聞いた瞬間、小池の顔が一変しました。
まるでこの世の終わりのような顔になる小池。
最初のコメントを投稿しよう!