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「新谷? 調子でも悪いのか…?保健室、行くか?」
「大丈夫です…」
ショートホームルームの時間、先ほどのショックを消せないままのオレは机に突っ伏していた。
そんなオレを心配してか、先生が声をかけてきます。
あぁ、頑張って説得したのに…
結城のあの目…絶対オレの事 可哀相な奴だと思ってるよ…
もう死にたい…
そしてその後の授業も、オレは机に突っ伏したままだったのは、言うまでもないですね。
放課後。
オレと結城は再び生徒会室の前に来ていた。
「さて、仕事するわよ。境也」
「おう。ちなみに今朝のアレは…違うからね?アレは…」
「さ!早く入るわよ」
「聞いてくださいっ!マジで! そんなにサラッっと流さないで!」
もう今日のオレはダメだ。
恥ずか死ねます。
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