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「ほう!君が新しく入った少年か! 今後ともヨロシクたのむぞ!」
ドアを直して戻ってきた会長に、再び自己紹介をしたオレ。
ようやくまともに話が出来た気がします。
「で、そっちの少女は? 君も新しく入った子か?」
結城に目をやる会長。
しかし、結城の奴…マナーというもんを知らんのか貴様。
まずは挨拶だろーが。
何堂々と紅茶をすすってんだよ。
「あ、アイツはオレと一緒に入った結城 沙織っていう子です。無愛想なのは育ちが悪いせいなので、そこは見逃してやってくだ」
「誰が無愛想で育ちが悪いダメな少女だぁぁぁ!」
結城の回し蹴りは、見事にオレのアゴを捕らえ…
くっ…!
今日の…パン…ツ……は…………水玉…かっ…!
オレの意識はそのまま闇の中へと落ちていった…
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