鬼の生徒会長

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「た、只今戻りました…」 「おや?境也、もう大丈夫なのですか?」 とりあえず、目が覚めたから生徒会室に戻る事にしたオレ。 そんなオレを出迎えてくれたのは、生徒会室の神こと、時雨さん。 大丈夫かどうかなんて、今のオレを見て分かりませんか? 半分死んでるようなもんですよ。 結城がバカみたいにボカスカ殴るもんだから、オレの顔はもう凄い事になってます。 バスケットボールが小さく見えますよ。 「…? 境也?なんか貴方…雰囲気変わりました?」 「ちょっとどころじゃ無いでしょうがぁぁぁぁ!!」 この顔でツッコミを誘うような言動はやめてください。 口を開けるだけで顔中に激痛が走るんです。 え?ツッコまなきゃいいじゃん? 何言ってんだ君! ツッコミがなかったらこの小説は成り立たないんだよ! オレ以外のほぼ全員がボケ担当だから、オレがツッコむしかないんだよ! ずっとボケっぱなしじゃ、この小説はただのバカな小説になってしまうんだよ。
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