鬼の生徒会長

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「えーと…倉庫倉庫っと…」 ダンボールを抱え、倉庫を目指すオレ。 すっかり日は傾き、空は茜色に染まっている。 校庭では運動部の皆さんが必死こいて練習をされております。 青春を感じますねえ。 と、まぁそんな事を考えていると… 「君!危なーい!」 突如、誰かが叫ぶ声が聞こえた。 オレ? 何が危ないのかと、辺りを見回してみると… 「野球部のボールが!」 「テニス部の球が!」 「ラグビー部のも!」 「3階から教頭が足を滑らせて落ちてきたぞ!」 デジャヴュだ。
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