鬼の生徒会長

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しつこく会長に纏わり付く男。 しかし、会長は見事なまでにガン無視です。 しかし、それがマズかった。 会長が何の反応も見せないのを良い事に、男は会長の肩に手を回しやがりました。 まぁ肩に手を回す程度ならまだ焦る事はなかったでしょう。 あろうことか、男は会長の胸に手を伸ばしやがりました。 そこでオレ ブチ切れ。 「おいッ…!てめぇ…」 あんにゃろうッ! 会長のおっきなメロンをわしづかみにする気かっ!? 許さんッ!そんなことは断じて許さんぞぉぉぉ! 全力でダッシュしましたが、どうにも間に合いそうにありません。 会長ピーンチ! 「会長ッ!危な」 叫ぼうとした、その瞬間でした。 ズドォォォンンン!! 凄まじい衝撃音が鳴り響き、会長にくっついていた男が5m程吹き飛んだではありませんか。 ア然とするオレ。 そんなオレの目の前には、拳を前に突き出し 「貴様…誰の許可を得て私の胸に手を伸ばした。殺されたいのか?」 全くの別人になっている会長がいましたとさ。 会長恐すぎ。 チビっちゃいました。
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