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「おはようございまーす…」
グッタリと力尽きている結城に肩を貸しながら、恐る恐る生徒会室に入っていく。
「おはよう!なんだ!遅刻か貴様ら!」
会長…遅刻ってのは約束時間を過ぎてしまうことを言うんです…
オレ達ギリギリセーフですから…
「おはようございます。おや?今日は少し遅かったですね」
あぁ!朝から笑顔がまぶしいです!副会長!
「おっはよーっさんさん」
いつもの笑顔の冬真さん。相変わらず挨拶が適当です…
「境くん!おはよー!」
満面の笑みの凛子さん。朝からテンションMAXですね…
「やぁ!おはよう沙織! 何故か疲れている君に、ボクの接吻というとっておきの薬をプレゼンとしよう!」
朝からそういうの止めてもらえませんかね!?
「遅くなってすんませ……ん?」
取り敢えず遅くなった事を謝ろうと、皆の顔を見回したのだが…
「……えっと…どちら様ですか?」
見知らぬ女子生徒2人がオレの顔を睨んでいました。
……誰?
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