午前8時だよ!全員集合!

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「冬真さん、貴方のことは忘れませんから…」 どうやって会長が校舎内に瞬間移動したのかは、取り敢えず置いといて… 冬真さんの犠牲をムダにする訳にはいかないッ… オレだけでも生き残らないとッ…! 「よし…逃げ」 「何処へ行くんだ?新谷…」 チーン。 オレ死亡しましたねコレ。 「い、いや…ちょっとトイレに」 「人の特訓を邪魔しておいて逃げるつもりか?そうかそうか…それは随分と礼儀正しい行為だな」 ニッコリと笑う会長。 いや、アレは笑ってませんね。 だって黒いもの。笑顔が黒いんだもの。 ボキッ…ゴキッ… 会長の指の関節がなにやら恐ろしい音を立てています。 ソレすっごくジャイア…ゲフン。 「それでは、お前にも特訓に付き合ってもらうとするかな…冬真のバカは相手にならなかったんでな…」 「そ、そうなんですかぁ…それは残念ですねぇ……でも、授業に遅れちゃうから」 「安心しろ。まだ始業の20分前だ。すぐに終わる…」 またまたニッコリと黒い笑みを浮かべた会長。 それが最後の記憶でした♪
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