午前8時だよ!全員集合!

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「くッ…やるわねッ!境君!」 「へへッ…凛子さんこそ…」 いや、だから何やってんだオレ。 何だよこの 「ふっ…強いなぁお前…」 「けッ…テメェの方こそ…いいパンチだったぜ…」 拳で語り合った不良達みたいな雰囲気ッ!? ちょっと青春みたいな~…って、やかましいわッ! 「もう…とにかく降りてくださいよ。自分で歩いてください」 とにかく、これ以上ノッてしまうのは良くない。 ここはさっさと凛子さんに降りてもらって… 「イヤだよ。降りたくないよ」 「ダダをこねてもダメですッ!降りてださい!」 「パトラッシュ…私はもう疲れたんだ……何だかとっても眠いんだ…」 「そんな名シーンを利用したってダメだぁぁぁ!!」 ありとあらゆる手を使い、必死でオレの背に乗り続けようとする凛子さん。 そんな昔のアニメの名台詞を持ってきたってオレの心は動かない…! だいたい凛子さんってフランダースの犬とか、正直あんまり詳しくないでしょ!? だって年代が違うもの!それ以前にアニメとか興味なさそうだし! 「…凛子さん、その台詞って何のアニメか知ってます?どうせ何も知らずに使ったんでしょ?」 「失敬なッ!それくらい私だって知ってるよ!」 「フランドールは犬でしょ!?」 「それ犬じゃなくて吸血鬼です」
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