午前8時だよ!全員集合!

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ダメだ。 ラチがあかない! 隊長!こうなっては仕方ありません! 強行手段にでます! 「分かりました凛子さん…もうオレは迷わない!手を離します!」 もう嫌だ! 疲れた!しんどい!手がダルい! この柔らかいフトモモから手を離すのは少し残念だが、致し方ない! さらばッ… こうして、決意を固めたオレは… パッ… 溢れ出そうになる涙を堪えながら、その手を離した… …あれ? おかしいな…まだ背中が重いぞ? 「ふッ…甘いわ、境君!」 「な、何ッ!?貴様…何故ッ…!」 凛子さんを支えていた手を離したにも関わらず、何故か凛子さんはオレの背中から落ちていない。 一体、どんなトリックを使って… 「私の力を甘く見たわね!私程の力を持ってすれば、たとえ手を離されようとも貴方にしがみつく事など造作もないことよ!」 普通にしがみついていただけでした。
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