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｢もう離さないわ！境くん！｣
｢…ゴフッ！！凛子さんッ！首ッ…首入ってる！マジで死ぬ！息が出来ません！｣
嬉しそうにオレの首に手を回し、必死でしがみ付いてくる凛子さん。
見事に器官を圧迫してくれています。
本当にありがとうございました。
｢…グ…ハッ……！み、見えるッ…見えるぞぉぉ……綺麗なお花畑がッ…！｣
ってオイィィィィッ！！
お花畑見えたよ！ヤバいよヤバいよ！
一瞬だけあの世とこの世の境目が見えたッ！
｢り…凛……子さん……は、離し…離してッ…ガチで死んじゃう…！｣
｢い～やッ！もう一生離さないからッ！｣
ドキッ…
カ、カワイイ…じゃなくてぇぇぇ！！
それはマズい！一生離してくれないのはマズいの…
あ、おっぱい当ってる…
超キモチィィ……じゃなくてぇぇぇ！！
このままでは殺されてしまうッ！
どうすればッ…
と、そんな事を考えていた…その時だ。
｢…境也？何やってんの？｣
こ、この声は…
イッツ マイ マスター！？
沙織ですか！？
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