午前8時だよ!全員集合!

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ゴゴゴゴゴゴ… やたらとオレにくっついてくる凛子さん。 それが気に入らないのか、結城から剣八さんばりの殺気が漏れ始めます。 「えぇっと…凛子さん?ケンカは…ね?ダメですよ?ね?」 「ケンカなんかしてないわよぉ~!あっちが勝手にキレてるだけでしょぉ?」 いや、まぁそうかもしれないけどッ! どう考えても原因はアンタにあるような気がします! 何故そんな必要以上にくっつくんですか!? どう見ても結城を挑発してるようにしか見えないんですけどッ! 「まずはオレから離れましょう!ねッ!?そうすればきっと…」 そうすればきっと結城も落ち着くから! そう言うつもりだった… しかし、ここで予想外の出来事が起こる。 「境君は私の事…キライ……?」 「う、うえぇぇぇぇぇッッ!!?」 凛子さんの目に涙がッ! 何このカオスな状況ッ!?まるでオレが凛子さんを泣かしたみたいな! オレなんかマズい事いいましたか!?えぇ!? 「ちょッ…ちょっと凛子さん!?何で!?何で泣くんですか!?」 終いにはズルズルと鼻まで啜り始めます。 「…だって、だって境君は私の事が嫌いなんでしょ!?」 「いや!別にキライって訳じゃぁ…」 「今の言葉、ウソとか言わないわよね?」 「…は?」 ウソ泣きですか。そうですか。 チクショウめッ!
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