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「キ、キスぅぅぅぅぅぅぅッッ!?」
いきなりのぶっ飛び発言に思わず叫び声を上げる。
何故そうなった!?
そんなオレの反応が気に入らなかったのか、目の前の凛子さんの眉間にシワが寄った。
そして、壁に追い詰められて身動き出来ないオレに更に密着してくる。
「…ねぇ、キスを」
「よぉぉぉし!まずは落ち着きましょう凛子さん!クールダウンです!」
ヤバいです凛子さん、完全に変な所のスイッチが入っているみたいです!
トローンとした目付きで、今にも接吻してきちゃいそうな雰囲気です!
「よく考えましょう凛子さん!こういう行為は軽い気持ちでやっちゃいけないと思うんですよねッ!やっぱり互いの気持ちとかが大切っていうかぁ…」
「そう。なら問題ないわね…だって私は境君が好き…境君も私の事を好きだと言った……それともアレはウソ?」
確かに言いました!
えぇ、断言しますよ!確かに好きだと言いました!
だけど違う!そういう意味じゃないんですよぉぉぉ!!
「…では、改めて…んムぅ~…」
「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」
どうしよう動けないッ!
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