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「ぅ~」
「近いッ!ダメですよ凛子さん!助けて結城ぃぃぃぃぃ!!」
これは止まりそうにないと判断したオレは、咄嗟に結城に助けを求めた。
するとどうだろうか?
ブラックなスマイルを浮かべた結城は、近くにあった「消火器」に手を伸ばしたではないか。
そして
「仕方ないから助けてやるわよ」
消火器を持ち上げ、それを高々と頭上に掲げやがったではないか。
間違いなく振り下ろすつもりですね。本当にありがとうございました。
「おいぃぃぃ!どんな助け方だぁぁぁ!」
「いいじゃない別に。これもアンタを助ける為…その発情女には死んでもらうわ…」
ちょっとぉぉぉ!
目がマジだよこの人!マジで殺すつもりだよ!
これはマズイ。
そう判断したオレは
「てぇぇぇぇぇいッッ!!」
ゴッツンこ♪
「あふんッ!」
凛子さんを頭突きで吹き飛ばした。
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