午前8時だよ!全員集合!

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頭突きをくらった凛子さんはそのまま気絶。 ぐったりと地面に倒れ込んだ。 取り敢えずこれで結城がオレを助ける理由がなくなった。 イコール結城が凛子さんを殺す必要がなくなった訳である。 これで一安心だ… そう思ったのは間違いだった。 あろう事か、結城の野郎、気絶している凛子さんに消火器をロックオンしてやがった! そして、そのまま何の容赦もなくそれを振り下ろす結城。 「うぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!」 凄まじいスピードで凛子さんを抱き抱えるオレ。 そして、先程まで凛子さんが倒れていた場所には、真っ赤な鉄の筒が衝突。 廊下のタイルが軽く砕けやがった。 「…何をやっているの?境也?」 「お前が何やってんだッ!今のはマジでシャレになってねーぞ!?」 凛子さんを腕に抱えながら、結城から少しだけ距離を取る。 今の結城は本気でヤバい気がするぞ! 目がスクールデイズ並に座ってるしッ! これは包丁でめった刺し…じゃなくて、消火器でめった打ちフラグが立ったのではなかろうか!?
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