午前8時だよ!全員集合!

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「とにかくッ!少し落ち着けよ!」 しかし、そんな言葉も完全に無視され、再び結城は消火器を振り上げる。 何の感情も感じられない、人形のような表情で… そして何の躊躇いもなく、またそれを振り下ろしやがる。 ドカンッ! 「ギャァァァ!危ねぇッ!死ぬッ!本気で死ぬッ!」 何とか消火器を避けるが、凛子さんを抱えているため、そう長くは避け続けられないだろう… ていうか… 「お前今オレまで殴ろうとしなかった!?」 明らかにオレ目掛けて消火器を振り下ろしたような… いや、気のせいか…?気のせいであってほしい! 「えぇ、アンタも殺そうとしたけど…それが何か?」 「ウソでも否定してほしかったぞチクショウ!」 つーな何故オレまで殺されそうになってんの!? 何か気に障るような事したか!? 「………何で」 「は?」 「何で…何でそんなバカ女を庇うの!?そんなにその女が大事!?」 そう叫ぶ結城の表情は、とても複雑そうな顔をしていて… 強い罪悪感に襲われた…
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