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「小池！オレは決めた！」
「…今日の学食はカレーにするのか？」
「いや、お前と一緒にすんじゃねぇよ」
とある朝、オレは教室にて覚悟を決めたのだった！
「なにぃぇぇぇぇぇ！？告白するってぇぇぇぇぇ！？」
「バカたれ！声がでけぇ！」
そう、オレはようやく決心したのさ！
今日こそ、女神様…いや！結城さんに気持ちを伝えるんだ！
「オイ境也！もう１度よく考えるんだ！彼女の素顔をお前は知らないんだ！フられた男どもがどうなったのか、オレが聞かせてやっただろ！？」
「ふっ……オレが知っている彼女はそんなヒドイ人間じゃないのだよ小池クン」
そうさ、この１ヶ月。オレは彼女だけを見てきた！
結果！彼女はまさに女神！天使！
フられたとしても、何一つ悔いは残らんのだよ！
「お前マジで学校これなくなるぞ…」
「んな訳ねーでしょ。いくらなんでもフられたくらいで登校拒否なんて」
「……はぁ…じゃ、当たって砕けてこい……オレは何度も忠告したかんな」
そして、オレは放課後 彼女を呼び出すことに成功した。
それがまさか、あんな展開になろうとは、誰が予想できただろうか…？
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