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「…」
完全に諦めて開き直っているオレとは裏腹に、結城さんは何やら真剣な眼差しでオレを見つめてきます。
ふっ…ふはは……そんなにオレが珍しいか！肩を叩かれただけで叫び声を上げるオレがそんなにも珍しいかぁぁぁ！
笑えよ…笑いたきゃ笑うがいい！
この哀れで情けない雄叫び少年を嘲笑うがいぃぃ！
ふっふっふ…
あーっはっはっはっはっは！はぁーっはっはっはっはぁぁ！！！
「いいよ。付き合ったげる」
「ふっ…！そう言われることくらい分かって…………………は？」
あっるぇぇぇ？おっかしいなぁ～？
何か今ありえない言葉が耳を通ったような…
「だからさ、付き合ってもいいよ」
「あぁ、そう。………………っえええぇぇぇぇぇぇぇ！！？」
ハイ。奇跡が起きました。
アンビリーバボーきましたね。
オレにも春がきたよぉぉ！今からオレの人生はバラ色だよぉぉ！
オレは今から人生バラ色男なん…
「じゃ。アンタは今から私の奴隷って訳だ」
「……は？」
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