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「貴様まさか…!彼女と付き合っているとか言い出すんじゃ…」
あぁ、付き合っているさ!奴隷としてな!
「まぁ……付き合ってるって言ったら…付き合ってる………かも…」
うん。嘘は言ってません。肝心な部分は隠してますけど。
「つ、付き合ってるだとぉぉぉぉ!??オイてめぇら!今の聞いたか!?たった今ここに裏切り者が現れた!」
急に騒ぎ始める小池。
さらにクラスの連中まで叫び出します。中には殺気らしきオーラを纏う者も見受けられますね。
そして…
「諸君!裏切り者を許せるか!?」
『許せなーい!』
「諸君!裏切り者を許していいのか!?」
『ダメー!』
何この集団?何かの反対運動勃発してんだけど。
「と、いうことで……裏切り者の新谷 境也!貴様を死刑に処す!」
ほぅ。何だか知らんがオレを死刑にするだと?片腹痛いわっ!
「やってみろよ」
「諸君!コイツを取り押さえろぉぉぉ!」
その瞬間、教室中の男子供が1つの塊となって飛び掛かってきやがったのです!
ふっ……貴様ら…
「それ反則だろぉぉぉ!!!」
逃げました。
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