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一度は意識を取り戻した彼だが、魔人の必要以上の攻撃によって、再び意識がぶっ飛んだようです。
ご愁傷様です!
「…あら?コイツまた寝てるわね」
「あぁ。寝てるな。誰かさんの魔神のような所業によって」
冷静な突っ込みを送るオレだが、そんなもんコイツには全く聞こえてなかったようです。
再び、倒れている彼の胸倉を掴み…
「起きなさい!この変体ドM男!」
パァン!パァン!パァン!
またビンタです。
ありがとうございます!
「ちょっと待てぇぇぇ!何この無限ループ!!?」
ビンタ→起きる→まだビンタ→また気絶→またビンタ…
こうなると予想したオレは、結城の振り上げた腕を掴みんでビンタを止め、この無限ループからの脱出を試みました。
「おい、もうその辺で止めとけ。そろそろ読者達も飽きてくる頃だ」
「…読者って何よ?」
まぁ…そこはスルーしてください。
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