6644人が本棚に入れています
本棚に追加
「遅い!10分の遅刻だわ!」
「スンマセン…」
やはり7時というのは早いよ…早過ぎます。
朝が苦手なオレに、6時30分起きというのは厳し過ぎる訳ですよ。
「いや、結城よ…オレは悪くないんだ。携帯のアラームの野郎が時間になっても鳴らなかっ」
「言い訳してるヒマがあったらさっさと朝食を作れ!このアンポンタン!」
「御意」
諸君、ヒドイと思わんかね?
こちらの言い分なんか聞きやしやがりません。
一日の始まりがこんな一方的なスタートで良いと思いますか?
え?一発ガツンと言ってやればいいじゃん?
ダメダメ。そんなことしたら殺されちゃいます。
いいかい?諸君?
彼女をただの美少女だと思っていてはダメです。
彼女は美少女の被り物を被った魔神なのですよ…
分かるかい?彼女に反撃する=死を意味するん…
「ブツブツ言ってないで朝食を作れぇぇ!」
「ギャーッ!鼻っ!鼻を殴るのは反則……ギャーーー!!」
こういう事になるんだよ。諸君。
最初のコメントを投稿しよう!