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「おやおや…何やら賑やかですね。おや?そちらの方々は……見ない顔ですが?」
結城にヤられた首をさすっていると、部屋の奥にある扉から男性が出現。
紅茶らしき液体の入った4つのティーカップをトレイに乗せ、ゆっくりとこちらに歩いてくる。
「おー副会長。コイツら新入りだよ。どうやら光夜(コウヤ)の奴がスカウトしたみたいなんだけどよー」
「ち、違うぞ冬真!ボクが勧誘したのは沙織だけで、そっちのオマケは誘ってなんかいないぞ!」
冬真さんが変態ナルシー君を指差しながら、副会長と呼ばれた人物に説明をし始めます。
あの変態ナルシー君…光夜って名前なんだ……ちょっとカッコイイかもしれない…漢字が。
「ほぅ…光夜がですか。と、いう事は…そちらの女性は結城 沙織さんですね?初めまして」
「あ…どーも初めまして…」
ニッコリと笑みをこちらに向けて挨拶をしてきた副会長。
光夜を上回るイケメン…というより、なんか清楚な感じです。
品があるというか何というか…
とにかくスゴク良い人っぽいです。
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