鬼の生徒会長

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「ちょっ…!凛子さん!? む、むむむむむ胸が当たって」 「当たってるんじゃないよ。当ててるんだよ」 嬉しい事言ってくれるじゃないのぉぉぉ! そんな…そんなこと言われるとオレ 「境也ぁ? 鼻の下のばしちゃって…どうしたのかなぁ?」 殺されちゃうよ。 見てください、青筋の浮かんだ結城の額を… 見てください、あのにこやかな笑みの裏に隠された鬼の形相を… 今の結城なら、空の王者リオレウスだろうと、素手で倒してしまいそうです。 くわばらくわばら… 「凛子さん…一度離れませんか? ほ、ほら!くっついてたら紅茶が飲めませんよ」 ここは凛子さんになるべく刺激を与えず、トゲの無い言い回しで離れてもらうしかないですね。 「イヤだよぉ~♪ 私は紅茶なんかより境くんの色んなモノを飲んじゃいたいなぁ…」 エロス万歳。 死んで悔い無し。
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